子供の頃から漫画が大好きで
今も定期的にネットカフェに行ってたくさんの漫画を読みます。
とくに好きなジャンルは「歴史」もの。
どの時代のも好きですが、その中でも特に平安時代が好きで
子供の頃から山内直美さんの「なんて素敵にジャパネスク(氷室冴子さんが原作)」をはじめ
大和和紀さんの源氏物語「あさきゆめみし」は今も大好きな作品。
平安ラブコメで、私は小説から入りましたが
漫画で高彬の「ぼくで我慢しなよ」に胸キュン。私は鷹男より高彬派(笑)
ほとんどの漫画は手放しましたが、こちらは手元に置いています。
大和和紀さんの美しい絵柄で描かれた源氏物語のおかげで古典が好きになりました。
自分の年齢と共に感じ方が違ってくるので何度でも読み返したくなります。
ということで、最近読んだ「歴史」ものの漫画で面白かった作品を
紹介させてください。
◇応天の門(灰原薬):未完
菅原道真と在原業平を中心に、平安京で起こる鬼や物の怪事件を解決していくというストーリー。
菅原道真は他の漫画だと、老人で出てくることが多い中、こちらは10代と若い設定が新鮮。
登場人物が多いけれど、しっかりとそれぞれがキャラ立ちしていて
史実をもとにしたオリジナルストーリーが絶妙で
怪事件の裏には藤原氏が絡む権力闘争だったりと
平安時代ならではの文化や風俗を織り交ぜながら読ませてくれます。
恋愛要素は少な目ですが、出てくる女性もそれぞれに魅力的。
絵柄を含めて全体的な雰囲気が
陰陽師(岡野玲子×夢枕獏)の初期の頃と似ているので
陰陽師(特に初期)が好きだった方におススメです。
◇王国の子(びっけ):完結
中世イングランドの王位継承権をもつ王女の影武者として
生きることになった、場末の芝居小屋で役者をしていた少年が主人公。
王室の王位継承権をめぐる様々な陰謀や暗殺に巻き込まれながら
王女との絆が強くなっていくのですが、決して結ばれないという
王女と影武者という関係はせつなく
こちらも史実をもとに昇天させたラストはさすがの一言でした。
舞台は違いますが、女王の花(和泉 かねよし)が好きだった方におススメです。
◇アシガール(森本梢子):未完
戦国時代を舞台とした、タイムスリップ系ラブコメです。
歴史モノのタイムスリップ系といえば、ヒロインが古代エジプトに
タイムスリップしてしまう「王家の紋章」も小学生の頃から愛読していますが
こちらは、軽いタッチでコメディ要素が高めで笑いながら読める作品。
ヒロインと呼ぶにはどうなんだろ?という、単細胞的で
足が速いだけが取り柄の猪突猛進系の女子高生の濃いキャラに
戦国自体の爽やか美系若君という組み合わせが、突き抜けていて◎
タイトルの「アシガール」は江戸時代の「足軽」と「足ガール」を掛けてるのかな?
少女漫画のヒロインなはずなのに、江戸時代に行って最初にするのが「足軽」という^^;
さらに一目惚れをした若君になんとしても会う!という目的だけで
足軽から出世していくという逞しさ。
読むと元気がでる漫画です。
◇雪花の虎(東村アキコ):未完
海月姫で有名な東村アキコさんの、戦国時代を舞台にした漫画で
主人公は上杉謙信が女性であったという説をもとにしたストーリーになっています。
作中で、東村さんが上杉謙信が女性説について熱く解説してくれるのですが
それを読むと、女性説も満更じゃないのでは?と思いました。
そして、東村さんが描く武田信玄は細身で美形なのも
私が教科書で学んだイメージとは違って面白いです。
史実をもとに、芯が強く魅力的な女性の上杉謙信と
東村さんらしいコメディタッチが良いバランスで描かれている作品。
なんとなく大河ドラマを彷彿とさせるところも随所にあるので
大河ドラマが好きな人にもおすすめです。
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ここからは歴史モノ以外
◇図書館戦争(弓きいろ×有川浩):1部完、別冊編は未完
メディア良化法により、図書の自由が脅かされている世界で
図書の自由を、命を懸けて守る図書館隊の話…と文字にすると
何だか堅苦しそうに感じますが基本はラブコメ。
高校生の時に、自分が守りたかった本を守ってくれた図書館隊の人を
「王子様」と憧れて、図書館隊に入隊した猪突猛進型のヒロインと
実はヒロインの王子様でもある鬼上官のラブコメなのですが
肝心なヒロインは憧れの王子様の顔を覚えておらず
くっつきそうでくっつかない感じがもどかしい王道な少女漫画。
何より少女漫画として魅力的なのは、上官のカッコよさ。
普段は厳しくてぶっきらぼうな感じなのに
いざというときはしっかりフォローしてくれて優しい。王道ですね(笑)
カップルになったあとの今までにない上官の甘~いかんじも
普段とのギャップがあって◎
私は漫画しか読んでいませんが、映画化もアニメ化もされていて
友人は映画が一押しなんだとか。
トキメキたい人におすすめです♪
◇花のち晴れ -花男 Next Season- (神尾葉子):未完
「花より男子」と同じ英徳学園高校を舞台にした、ネクストストーリー。
いちばんの違いは「花より男子」少女漫画雑誌に掲載されていたけれど
こちらは少年漫画誌に掲載されている点。
なので、かなり少年漫画よりなのかな?と思いきや
思いの他、そのままでびっくり。
花より男子がF4だったのに対し、C5だったりと
微妙に違うけど、お坊ちゃんが庶民の女の子を好きになるのは同じだし
おぼっちゃんの恋愛に対する不器用さや、ちょっとずれてるかんじも
花より男子を彷彿とさせます。
花より男子のF4のメンバーも登場するので、花より男子が好きだった方なら
ハマる漫画なんじゃないかなと思います^^
◇聖☆おにいさん(中村光):未完
アニメを見てた後、コミックも読みたくなって読み始めた漫画。
現代に転生した「ブッダ」と「イエス・キリスト」の二人が主人公のギャグ漫画です。
涅槃やモーゼの十戒などなど、こんなギャグにしちゃう?!という
笑わずにはいられない、笑いのセンスが光っていてとても面白いです。
手塚治虫のブッダネタも度々でてくるので
宗教の基本的な知識とともに、そちらも読んだことがあると
より楽しめておすすめです☆
(私は手塚治虫ブッダは映画をレンタルして観ました^^)
それにしてもよくネタが尽きないな~と毎巻感心しています。
◇その他、継続して読んでいる主なタイトルの一部



「3月のライオン」は「ハチミツとクローバー」でも有名な羽海野チカさんが描く将棋漫画ですが
将棋以外の主人公と3姉妹を中心とした人間ドラマもいろいろ先が気になります。
「夢の雫、黄金の鳥籠」は古代オスマン帝国を舞台にした歴史モノ。
同作者の「天は赤い河のほとり」も古代ヒッタイトを舞台とした歴史モノですが、また違った雰囲気で楽しめます。
「七つ屋志のぶの宝石匣」はのだめカンタービレで有名な二ノ宮知子さんの作品。
ヒロインが質屋の娘で、婚約者は質に入れられたイケメンという型破りな設定から面白い◎



アニメから入って先が気になって漫画を読み始めた3作品。
「ノラガミ」は日本の八百万の神様の中でも、社のない無名の神が正式な神様になるために活動する中で、
ヒロインを巻き込んでしまって…と始まった物語。ギャグとシリアスのバランスが◎
「宇宙兄弟」はストーリー展開の面白さはもちろんのこと、NASAやJAXAなど
宇宙飛行士に関連する知らなかったことが興味深く勉強にもなります。
「キングダム」は古代中国の歴史モノ。とにかくキャラが濃くて熱くて、魅力的。
またアニメで動く姿が見たいなと思う作品です。
素敵で勉強になる家がいっぱい。
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