■冬アニメ 2022




密かにシリーズ化しているお気に入りアニメの紹介です。

今期は「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」、「王様ランキング」など継続アニメが充実していて
新規アニメがやや物足りないな~という感じの中
今期新規アニメでいちばん楽しみにしているのは「祇園精舎の鐘の声」でおなじみの

「平家物語」

です。

義務教育でもいちどは触れる古典文学で
およそのストーリーは知っているけど、全てを読んだわけではないので
こうしてアニメで観ることができるのを楽しみにしていました^^




そして、実際にアニメになった平家物語は期待以上!

美しい映像美はもちろん、現代版解釈の平家物語ということで
ベースは押さえつつ、斬新さを感じます。

たとえば
「未来(さき)が見える目を持つ」琵琶法師の少女である
「びわ」が主人公に据えられている点だったり
「亡者が見える」という設定になっている「平重盛」という
原作にはない設定や、登場人物もそのひとつ。



それによって、ただの軍記物語ではなく
その時代に生きていた人々の群像劇となっていて
びわとの交流を軸に、ひとりひとりの人生が丁寧に描かれています。

さながらアニメ版の大河ドラマといったところでしょうか。




「未来(さき)が見える」主人公のびわは
「平家が滅びるという結末を知る」という点において視聴者と同じ。

時に死に向かっていくと分かっている人を止めたくなる気持ちを
びわが代弁してくれているように感じたりと
びわというキャラクターが本当に活きています。


羊文学「光るとき」Official Music Video (テレビアニメ「平家物語」OPテーマ)

そして、「わびさび」をかんじる優しく淡い美しい色彩の映像美や演出、
意外性のある斬新な音楽も、ストーリーにとてもマッチしていて、とても惹き込まれます。




結末を知っていてもなお「観たい」と強く感じる
丁寧に人々の想いや、日常を描いた「古典」。

高畑勲監督の「かぐや姫の物語」などが好きな方はハマるんじゃないかな?



古典にも、伊勢物語だったり更級日記、とばすがたり、和泉式部日記などなど
あまりメジャーでない作品の中にも面白い物語がたくさんあるので
他の古典文学ももっとアニメ化されたらいいのになぁと思いました。


古典を原作にした好きな漫画↓
   


≪以前から観ているシリーズの続き≫
  
「王様ランキング」は、みんな応援したくなる!
「鬼滅の刃 遊郭編」は、映像が映画なみのクオリティー。
「進撃の巨人 The Final Season Part 2」も、映像美がすごい。終わりに向けて佳境です。



  
「ルパン三世PART6」は、軸のストーリーとサイドストーリー、どちらもそれぞれ味わい深い。
「ヴァニタスの手記」は、それぞれのキャラクターの過去などが絡みながらストーリーが展開しています。
「シュタインズ・ゲート ゼロ(再放送)」は、2018年に放送されていたアニメで心待ちにしていた再放送。面白いです!



≪新規アニメ≫
  
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」は、知らなかった警官の仕事のことがいろいろ描かれていて勉強?にもなります。
「ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン」は、ジョジョシリーズで女性が主人公なのが新鮮。
「時光代理人」は、良質ミステリー作品。中国のアニメなので中国の生活文化も知ることができます。


住まい方十人十色。

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