■美食覚え書き日記 #9

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トップ画像は雪が積もったシンボルツリーのシマトネリコ


今日は、昨年から新たに不定期で月末の定番記事にしてきた
自分にとって「美味しい食べ物」という意味での「美食覚え書き」記録です^^




昨年から通っている、和菓子屋「楽庵 老木や」さん。
お目当てはこちらの「E・あんばい餅」。

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「おはぎ」からヒントを得て考えついたという和菓子は
小豆をもち米の中で包み、黒胡麻きな粉がたっぷりまぶされた
シンプルなものなのですが、シンプルなだけに
それぞれの素材の味が際立つ和菓子。




そして、名前通りすべての材料が「良い塩梅」で
そのバランスが絶妙なんです。

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もち米のもっちり感とみずみずしさに加え
甘さの加減が絶妙な小豆と塩加減。
そして、黒胡麻の香り。

味覚、食感、香りの3つが調和していて
優しくホッとする味。




こちらのお店は85歳になられる店主の方がおひとりで
切り盛りされているのですが
いつ行ってもとても気持ちのよい応対していただき
手入れの行き届いたお店の空気感も好ましく
そういった実直なお人柄も和菓子に反映されているように感じます。

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お値段も1つ180円と、とても良心的なので
我が家では、ひとり2ずついただいています^^
(一つだと、もうちょっと食べたい…となり、ふたつで大満足!となります)

下手なケーキを食べるよりもよほど満足感が高くて
小豆にうるさい義母もかなりのお気に入り。




実は私自身は餡子が苦手で、普段和菓子は好んで食べないのですが
この「あんばい餅」だけは美味しいから食べたいと思える
唯一の餡子を使った和菓子だったりします。

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他に私が好きなのは「薄氷」。

蜜漬けされた柚子の皮が閉じ込められた、柚子風味の寒天を
薄い氷の膜のような、薄い砂糖の膜で覆った和菓子で
食べると外はシャリっとしていて
中はしっとりさわやかな柚子の風味が広がる寒天ゼリーです。

見た目の透明感も美しく、目でも楽しめる和菓子で
お茶請けにもぴったり。




生菓子は4種類くらいが月替わりで販売されているので
気になったものがあったときに買っていますが
私は秋に食べた栗の餡のものが栗きんとんのようで好きでした。
(↓の写真は別の生菓子です)

また今年も出会えたらぜひ食べたいと熱望しています^^

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私が通い始めたのは昨年からですが
もっと早く出会っていたかった~!と思っている
素敵なお店なので、ひとりでも多くの方に知ってもらいたく紹介させていただきました。



ちなみに今年の初買いは1月2日に伺った「老木や」さん^^
年始に行ったときは、いつもの箱がお正月らしい熨斗で包まれていました↓

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左)年始 右)通常


品の良い包みをしてくださるので手土産にもおすすめです。




ちなみにお店はとてもこじんまりしていて
高い建物に囲まれひっそりとあるので、知らないと見落とししまうかも。

私も初めて行ったときは、ちょっとお店が奥まっていることもあって
見落としそうになりました^^;
初めて行かれる方は、グーグルマップ等で調べておくと安心です。

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◆老木や(若木屋良恭)
HP:https://www.wakagiya.com/original.html
住所: 名古屋市北区大曽根2丁目8番24号
電話:052-911-3388
※あんばい餅は売り切れてしまうことも多いので
HP(または電話)で予約をしていくのがおすすめです。



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