クローゼットにはたくさんの服があるのに
服がない…正確には「しっくりくる服がない」…と感じることが多くなった40代。
そんなときに図書館でファッション系の本を何冊か借りた中で
「こうなりたいな」「断捨離したいな」という気持ちにさせてくれた本の紹介です。
1冊目は
主婦・料理家「坂井より子」さんの「暮らしをつむぐ ~より子式・日々の重ねかた」。
坂井より子さんは現在76歳で
こちらは69歳か70歳のときに出版された本です。
衣類の断捨離について書かれた本ではなく
より子さんの家事だったり、日課だったり
暮らしについての考え方などがつづられているのですが
私が共感したのは、より子さんのライフスタイルはもちろんですが
おしゃれなファッション。
自分が年齢を重ねたときに、より子さんのような
服を着ていたいと思ったんです。
私はもともとパンツスタイルが似合わなくて、ほとんど履かないのですが
同年代や年上の方たちは、圧倒的にパンツスタイル派が多数。
年齢を重ねるとスカートは似合わなくなるのかな?難しいのかな?と
思っていたのですが、より子さんがシルバーヘアで
シンプルなトップスに小物を上手に合わせて
素敵にスカートやワンピースを自然に着こなされているのを見て
「そうそう!こうしたいの!」
という、将来に向けてのファッションのビジョンが明確になりました。
理想のスタイル、ビジョンが明確になったことで
「着る・着ない」もクリアになり、断捨離するひとつの基準になりました。
2冊目は
ベテランスタイリスト「地曳 いく子」さんの「服を買うなら、捨てなさい」。
経験豊富なベテランスタイリストである地曳さんが50代の頃に書かれた
衣類に絞った断捨離本です。
さすがファッションの世界でキャリアを積まれた方だけあって
服を取捨選択する考え方に説得力があり
読んだ後は「よし!断捨離しよう!」と思わせてくれました。
いちばん響いたのは「バリエーションを増やさなければいけないという呪い」。
安くなってたから、目新しいデザインだから、持っていなカラーだからと
買ってはみたものの、結局あまり着なくて、旬な時期が過ぎる…。
そして着ていないから傷まず、そのままタンスの肥やしになる^^;
「あるある」です。
バリエーションを増やす必要はない。自分に似合う服だけ持っていればいい。
似合っていない服を着るくらいなら、似合う服を何回でも着たほうがいい。
服の本当のコスパは値段ではなく、着た回数で決まる。
その通りだと、しっくりきました。
地曳さんの指南通り全てするのは、難しいなと思うところもあるけれど
頭の中にあることで、本当にこの服はいる?着る?似合う?と買う前に
以前よりしっかり吟味するようになりました。
自分が好きで、着ると気分があがる
今の自分に似合っている服だけを残したクローゼットにしたいと
断捨離の背中を押してもらえました。
ということで、地曳さんの言葉を思い出しながら
さらに厳しい目で2周目の断捨離中です。
住まい方十人十色。
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